幹細胞培養上清液。なめらかな肌を目指す、新しい可能性。
ふと鏡を見たとき、肌の調子がうれしい私へ。
海外では「Secretome」を活かす再生美容も。幹細胞培養上清液。なめらかな肌を目指す、
新しい可能性。
しわ・色ムラが気になる肌に、どんな可能性があるのでしょう。人の肌を比較した上清液の研究から、期待される変化をひもときます。
上清液の肌への局所併用研究★★★☆☆期待と根拠を読む ↓
海外では、
「肌の質感」を育む美容へ。
幹細胞の分泌物を活かす発想と、うるおい・ハリを目指す肌育。海外では、こんな選択肢が紹介されています。
幹細胞の分泌物を、
肌の質感や弾力へ。
Acorn Biolabsは、幹細胞が分泌する物質「Secretome」を活用する方法を、肌の質感や弾力を目指す再生美容として紹介しています。
自分らしい表情に、
自然なツヤとうるおいを。
Bespoke Medical Aestheticsは、ヒアルロン酸やPNを、自然な表情を保ちながら肌の質感を整える選択肢として紹介しています。
上清液も、細胞が分泌する物質を美容に活かすという発想から研究されています。あなたなら、どんな肌の変化がうれしいでしょう。
紹介元の提案を示す事例です。製品・使い方はMTCと異なり、海外での普及率やMTC採用品の効果を示すものではありません。
Secretomeと上清液の関係・紹介元について
Secretome(セクレトーム)は、細胞が分泌する物質の総称です。上清液は細胞を培養した液から細胞を取り除いて得られるもので、分泌物等を含み得ます。エクソソームはその一部として含まれ得る細胞外小胞の一種です。これらは同一の製品名ではありません。
Acornの案内は、本人の毛包由来の細胞を用いる同社製品についての説明です。英国クリニックのSkin boostersの紹介はHA・PNなどについての説明です。いずれも販売・診療上の利害がある紹介元であり、この記事では海外での提案を知る資料として扱っています。確認日:2026年9月19日。
MTCの幹細胞培養上清液は国内未承認品を用いる自由診療です。効果が得られない可能性、感染・アレルギー等のリスク、長期安全性の不確実性があります。費用・治療計画・主なリスク・未承認品の説明をご確認ください。
「何を選べばいいか分からない」という方へ
忙しい朝、いつものメイクがきれいになじむとうれしい。人に会う日は、肌の調子を気にせず過ごしたい。そんな小さな希望から、美容医療に興味を持つこともあると思います。
「気になるけれど、何を選べばいいか分からない」。その段階からで大丈夫です。施術の名前を覚える前に、望む変化と、あなたが大切にしたいことを整理してみませんか。
期待される変化を、星で確かめる。
幹細胞培養上清液とは?
幹細胞培養上清液は、細胞が分泌する物質を活用しようとする選択肢です。肌への研究には、人で比較した段階と、仕組みを調べる段階があります。まず、その違いから見ていきましょう。
上清液の肌への局所併用
小規模な比較試験の段階
しわ・色素の指標に、前向きな結果。
研究の内容と出典を見る
ヒト胚性幹細胞から分化させた内皮前駆細胞の培養上清液(hESC-EPC CM)を、マイクロニードリングと併用した研究です。
しわ・色素の指標に前向きな結果。研究で使った特定の製剤・方法への評価です。
上清液の作用を調べる研究
細胞・動物での検討段階
肌への作用を、細胞・動物で検討。
研究の内容と出典を見る
2025年の臍帯由来上清液の研究では、使い方によって皮膚組織の変化が異なりました。
肌への局所使用をさらに調べる手がかりです。人での効果を評価する星とは、段階が違います。
MTC採用品の直接根拠は未確認。
星は、研究で使った特定の製剤・方法への評価です。
MTCの肌注射・点滴・点鼻との違い
MTCの肌注射・点滴・点鼻について:上記の星は、当院採用品の評価ではありません。現行の製品・投与条件に一致する臨床効果の直接根拠は今回未確認です。研究対象の上清液とエクソソーム製剤も分けて扱います。
局所併用の★3は、どのような研究?
Leeらの試験は25人の顔の左右を無作為に割り付け、両側にマイクロニードリングを行い、上清液と生理食塩水を比較しました。小規模・短期のため★3としています。MTCの脂肪・臍帯・歯髄由来製品とは由来も異なります。
研究だけでなく、自分の希望も大切にする
研究で分かったこと、製品の品質、予算や通院の負担。あなたが大切にしたい条件を、一緒に整理していきましょう。
肌育と比べると?
上清液を起点に、研究の成熟度を比べます。
| 研究の対象 | 星評価 |
|---|---|
| 幹細胞由来細胞の培養上清液hESC-EPC CM/肌への局所併用 | ★★★☆☆小規模な比較試験 |
| ヒアルロン酸VYC-12L/頬のなめらかさ・皮内注入 | ★★★★☆多施設の比較試験 |
| PNリジュラン/目周りへの注入 | ★★★☆☆小規模な比較試験 |
| エクソソーム含有液脂肪由来/肌への局所併用・関連領域 | ★★★☆☆小規模な比較試験 |
製品・目的・方法はそれぞれ異なります。効き目や安全性を直接比較したランキングではありません。
比較するときに知っておきたいこと
上清液にも、人で比較した初期の臨床研究があります。ここでは上清液を起点に、よく知られた肌育と研究の成熟度を比較します。各行の製品・目的・方法に限った評価です。
下表は各行に示した製剤・目的・使い方について確認した、臨床根拠の成熟度です。HAとPN、上清液を同じ条件で直接比較したランキングではありません。肌のなめらかさと目周りの変化も異なる評価項目です。
人数・結果・出典を、詳しい比較表で見る
| 施術・評価対象 | 臨床根拠の成熟度 | 確認した研究と前向きな結果 | あなたが比べるときのポイント |
|---|---|---|---|
| 幹細胞由来細胞の培養上清液 hESC-EPC CM 肌への局所併用 | 小規模な比較試験あり | マイクロニードリング併用で、対照側よりしわ・色素の指標が改善。Leeら・2014年 ↗ | 記事の主題となる上清液の研究。MTC採用品の注射・点滴・点鼻とは由来・製品・方法が異なります。 |
| ヒアルロン酸の肌質改善 VYC-12L/SKINVIVE 頬のなめらかさ・皮内注入 | 比較的大きなRCTあり | 14施設・209人を無作為化。無治療群に比べ、1か月時点の頬のなめらかさ改善が多く認められました。FDA審査資料 ↗ | 肌質を目的としたHA製剤を比べる基準例。一般的な水光注射や、別のHA製剤全体の星ではありません。 |
| PN注射 リジュランを用いた比較試験 目周りへの注入 | 小規模な比較試験あり | 27人にPNと非架橋HAを顔の左右へ投与。粗さ・毛穴容積など一部の指標はPN側で良好でした。Leeら・2022年掲載 ↗ | 見た目の総合評価には明確な群間差がありません。PN製品全般やPDRNの効果を一括して評価したものではありません。 |
| エクソソーム含有液の局所併用関連領域 脂肪由来・塗布と マイクロニードリング | 小規模な比較試験あり | 28人・12週間の顔左右比較。生理食塩水との併用側より、しわ・弾力・水分量などの改善が大きく認められました。Parkら・2023年 ↗ | 上清液の研究を理解する関連領域。MTCの混合上清液の注射・点滴・点鼻とは、製品も方法も異なります。 |
横幅が狭い場合は表を横にスクロールできます。比較に挙げたブランドのすべてをMTCで提供している、という案内ではありません。
表情じわへのボツリヌストキシン
中等度〜重度の眉間の表情じわ/LETYBOの4週時点の効果
複数の比較試験で確認星5の根拠と、肌育との違い
FDAは、計1,271人の3つの無作為化・二重盲検・プラセボ対照試験を審査しています。肌育とは目的が違います。肌の保水・ハリや、すべてのボツリヌストキシン製剤について星5という意味ではありません。
FDA・LETYBOの承認を支えた試験 ↗。MTC採用製品の評価や、日本の承認範囲を示すものではありません。
同じ星でも、効果が同じとは限らない理由
上清液の局所併用・PN・エクソソームの★3は「小規模比較試験の段階」という共通点を示します。効き目の大きさ・持続・安全性を直接比べた点数ではありません。ご自身の悩みと研究の目的が合うかも、選ぶ手がかりになります。
主なリスク:HA注入は腫れ・内出血・しこり、まれに血管閉塞・皮膚壊死・視力障害等。PNや局所併用は赤み・腫れ・刺激・感染等。ボツリヌストキシンは眼瞼下垂・筋力低下等。星は副作用の少なさを示しません。製品・部位・手技ごとに説明が必要です。
星の基準と、評価の限界を確認する
正式なGRADEではなく、確認できた資料に基づく編集上の評価です。対照群、盲検化、人数、偏り、追跡期間、評価対象との一致を考慮します。すべての文献を網羅した採点ではなく、公的認証・治療推奨でもありません。同じ試験の論文とFDA資料を、独立した2試験としては数えません。
星4のヒアルロン酸:どの程度、何が確かめられた?
SKINVIVEの承認時試験では209人を無作為化し、主要解析対象は202人。頬の評価尺度が1段階以上改善した割合は、最終施術(初回または追加調整)から1か月後に治療群57.9%、無治療群4.5%でした。欠測値の補完を含む推計値です。
評価者を盲検化した多施設試験は長所ですが、偽注射との比較ではなく、メーカーの承認申請を支える研究です。独立した追試や長期比較の余地があるため、星4としました。FDA資料では米国外の販売名としてVOLITEが記載されていますが、日本の各製品の承認内容や使い方は別途確認が必要です。
PNとエクソソーム:同じ星3でも、何が違う?
PNの試験は30人を無作為化し、27人に投与。目周りの片側にPN、反対側に非架橋HAを2週間間隔で3回注入しました。粗さ等の一部指標ではPN側の改善が大きい一方、VAS・GAISという全体的な評価には有意な群間差がありません。製造企業Pharma Research Productsの支援があり、著者は利益相反なしと申告しています。
エクソソーム含有液の試験は28人。両側にマイクロニードリングを行い、片側に含有液、反対側に生理食塩水を併用しました。結果は前向きですが、小規模・短期で、独立した再現や長期安全性の確認が必要です。PN試験のHAと星4のVYC-12Lは別製品です。
研究を、もう少し詳しく。
人での研究も進んでいます。
何を、どんな方法で調べたかを見てみましょう。
上清液とエクソソームの研究を分ける理由
肌への研究は、上清液そのものと、成分を分離・濃縮したエクソソーム関連製剤とで進められています。研究対象を分けると、何に期待が寄せられ、どこまで確かめられたかが見えてきます。
上清液の臨床研究|人の肌で比べた試験
培養上清液にも、
人で比較した研究があります。
この分野には、人の肌で上清液の追加的な効果を調べた試験があります。冒頭で紹介した研究を、上清液の初期臨床根拠として位置づけています。
2026年の研究ニュース|肌への局所併用
肌への局所併用で、
臨床データの整理が進んでいます。
2026年の系統的レビューは、マイクロニードリングとエクソソーム関連製剤の併用を扱う8研究を整理しました。肌の状態に改善を示す報告があります。
期待につながる点:細胞実験だけでなく、人での検討があること。
現時点の範囲:各研究は3〜60人で、製剤・評価方法も不統一。MTCの点滴や点鼻の効果を示す結果ではありません。
研究の星が、代表試験と研究群で違う理由
代表的な比較試験は星3の初期臨床根拠。一方、レビューに含まれる研究群全体を幅広い美容効果へ一般化する確かさは、星2相当と評価しました。複数の研究をまとめた形式だけで根拠が強くなるわけではありません。Parkらの試験はこの研究群にも含まれるため、別々の追試として重ねて数えません。
比較の背景|よく知られたPNの研究は?
PNにも前向きな報告。
「人気」と「確かさ」を一緒に見る。
PNの系統的レビューは9研究・219人を整理し、しわ・質感・弾力に関する前向きな結果を紹介しています。同時に、研究の質は低〜中程度と評価し、より厳密な検証が必要としています。
比べると見えてくること:よく知られた肌育施術にも、まだ研究途上の部分があります。「人気だから確実」「新しいから無意味」と一括りにせず、目的と研究条件を合わせて見ることが役立ちます。
背景研究|使い方が違うと、結果も違う?(2025年)
同じ上清液でも、使い方が違えば結果も同じとは限りません
2025年の細胞・高齢マウスの研究では、臍帯由来の培養上清液を塗布・皮下注射・静脈投与で比較しました。塗布・皮下注射で皮膚組織の変化が見られた一方、静脈投与では皮膚の厚さやコラーゲン面積などの主要な組織評価に有意差がありませんでした。
【可能性がある】の範囲:皮膚への局所使用について、作用の仕組みを検討する手がかりになります。
人への置き換えはできません:マウスでの結果から、MTCの肌注射が効くとも、点滴が効かないとも断定できません。
動物実験を、どこまで参考にできる?
高齢マウス21匹を5群に分けた検討で、静脈投与群は4匹でした。組織の測定値は、人が実感する見た目や生活の変化とは別の指標です。対象・製剤・量・投与経路が変われば結果も変わり得ます。
この研究は「塗る研究があるから点滴にも同じ効果」と説明できない理由を示す背景資料です。非臨床の安全性試験に問題がなかったことも、人に繰り返し使う安全性の証明にはなりません。
関連ニュース|毛髪の研究は、どこまで?(2026年4月)
毛髪の研究も進行中。治療法の優劣は、まだ決められません
AGA(男性型・女性型の脱毛症に関する研究領域)の2026年レビューは、培養上清液や細胞外小胞などを扱う臨床研究を整理しています。ただし、上清液だけを同じ条件で比べたものではなく、製剤・併用治療・評価時点がそろっていません。
【可能性がある】の範囲:一部の局所治療で毛髪の指標に改善を示す報告があります。
MTCとの関係:当院の点滴・肌注射・点鼻による発毛効果を裏付ける直接の根拠にはなりません。
レビューの人数が多くても、星を増やさない理由
レビュー全体は20研究・724人ですが、複数の異なる治療を合計した人数です。培養上清液は6研究・229人、細胞外小胞は3研究・89人であり、全724人が上清液を使用したわけではありません。
比較群のない研究も含まれ、標準的な治療との優劣、適切な使用量、長期成績を決められる段階ではありません。薄毛の原因を診察で確認し、既存の治療も含めて比較するための情報としてお読みください。
安全性ニュース|新しい分野で確認が必要なこと(2026年7月)
「細胞を含まない」ことだけで、安全とは判断できません
2026年の症例集積・レビューでは、エクソソーム関連製剤の局所使用後に起きた皮膚炎や、注入後の結節・肉芽腫、皮膚壊死などの報告が整理されました。製剤のどの成分や施術が原因か、切り分けられない報告もあります。
注意したい点:症例報告から発生率は計算できません。また、これらはMTC製品の症例ではありません。
施術後ケアについて:肌の回復やダウンタイム短縮を、当院の上清液で保証することはできません。
この安全性報告の妥当性と限界
実際に起きた症状を把握する手がかりですが、因果関係や発生頻度を確定する研究ではありません。製剤の不均一さ、他の施術との併用、重い症例ほど報告されやすい偏りがあります。
同論文はPRPや脂肪注入も扱っています。それらに関する重篤な事例を、すべてエクソソームの副作用として数えることはできません。安全性の重さや頻度を、効果の星で評価することもしていません。
国内外で、どんな肌育が注目されている?
日本でも、リジュランなどが「人気」の肌育施術として紹介されています。SELECT CLINIC公式ブログ ↗での表現です。
国内外の紹介を、どう読む?
幹細胞培養上清液の位置づけを知るために、ほかの選択肢にも目を向けてみましょう。
日本のクリニックでは、リジュランなどのPN製剤や、ボライトなどのヒアルロン酸製剤が、肌質の悩みに向けて紹介されています。海外にも、自然な印象や肌のなめらかさを重視する「Skin quality」「Skin boosters」という提案が見られます。
北米Secretomeを活かす、再生美容への期待
Acorn Biolabsは、幹細胞の分泌物を用いる自社製品を、肌の質感・弾力等を目指す方法として紹介しています。本人の毛包由来細胞から得る製品で、MTCの採用品とは異なります。
海外で紹介される発想を知るための事例です。同社が掲げる効果や数値を、MTCの施術効果として読み替えることはできません。
日本「人気」として紹介される、リジュランなどの肌育
湘南美容クリニック名古屋駅本院は、ボライトを肌質改善の施術として紹介。SELECT CLINICの公式ブログにも、リジュランを「人気」の施術として紹介する例があります。
英国自然なツヤとうるおいを目指す、Skin boosters
英国Bespoke Medical Aestheticsは、2025年11月の記事でProfhilo、SkinVive、PNなどを比較し、顔の表情を変えずに自然な印象を目指す選択肢として案内しています。
韓国PNが診療に取り入れられている
韓国の皮膚科医を対象とした2024年掲載の調査では、PN注射が実際に使われている状況が報告されています。導入の広がりを知る材料になります。
紹介事例から読み取れること
これらの紹介からは、輪郭だけでなく、うるおいや肌の質感にも関心が向いているように見えます。これは掲載事例に基づく編集上の読み取りです。
2026年の英国の動きと、「人気」の読み方
2026年の英国の動き:医療従事者向け供給事業者Church Pharmacyも、2026年をテーマにした記事でPNを肌の状態を整える「primer」として紹介しています。事業者の提案であり、世界全体の流行順位や臨床効果を実証した資料ではありません。同社の2026年記事 ↗
「人気」は紹介元の表現で、国内全体の人気順位や利用者数を示す統計ではありません。クリニックの紹介には販売上の利害があります。国全体の普及率、効果や安全性、MTC製品の評価とは分けてご覧ください。確認日:2026年9月18日。
見えない品質も、確かめたい。
供給元の説明を、4つの視点で確認します。
供給元の資料で、何を確認した?
「幹細胞培養上清液」という名前だけでは、製造方法や品質管理は分かりません。MTCの供給元であるステムリンクの資料には、ドナーの選定から出荷時の検査まで、確認するための情報が記載されています。
比較するときは、由来や価格に加えて、どの工程で、何を、どんな基準で確認しているかに注目してください。
以下は供給元の提供資料の記載です。他社より副作用が少ないことや、MTCの実際の使用ロットが各条件に適合することを、この資料だけで証明したものではありません。
I原料となる細胞の
ドナーを確認
既往歴・健康状態・同意の確認に加え、HIV・HBV・HCV・HTLVやマイコプラズマ等の検査を記載。
感染症等の混入リスクを管理するための情報II培地の設計と
製造環境を確認
独自のAOF培地、ノンインスリン・プロテインフリーの設計、国内のクリーンルームでの工程管理を説明。
何を加え、どう作るかを比較できる情報III出荷時の検査を
数値と項目で確認
ロットごとの検査に加え、無菌試験「陰性」、エンドトキシン「0.3 EU/mL以下」等の規格を記載。
「検査済み」の一言より具体的な品質情報IV皮膚の試験も
条件を分けて確認
培養表皮モデルの試験と、脂肪由来の検体を用いた20人・24時間の閉塞パッチテストを掲載。
皮膚接触の検討。注射・点鼻の安全性とは別供給元資料・公的資料と、確認範囲
資料A:PDF p.20・23、資料B:PDF p.4〜7・9〜10、資料C:PDF p.11・14。資料名と読み取れる範囲を見る ↓
品質管理と臨床安全性を分ける考え方:PMDA掲載・エクソソーム等の治療用製剤に関する報告書 ↗。本製品の承認・認証を示す資料ではありません。
記載は供給元資料の要約です。現在の採用品・使用ロットとの対応と保管条件は、最新の仕様書等での照合が必要です。
品質管理と、人に使用したときの安全性は、両方の確認が必要です。ここでは「安全性の星」を付けず、資料の種類と確認範囲を示しています。
① ドナー・クリーンルーム・ロット検査で、何を確認する?
資料にはドナー適格性、感染症スクリーニング、細菌・真菌の検査を記載しています。マイコプラズマはウイルスではなく、別に確認する対象です。検査で陰性でも、検出限界や検査時期等のために感染リスクをゼロとは言えません。
国内クリーンルームについて「クラス1,000」、培養・回収・分注を一貫して行うとの説明があります。これは空気清浄度に関する記載であり、それだけで最終製品の無菌性や医薬品としての承認・GMP適合を証明するものではありません。
| 資料Bの品質規格の例 | 記載内容 |
|---|---|
| 無菌試験 | 陰性 |
| エンドトキシン | 0.3 EU/mL以下 |
| pH | 7.2 ± 1 |
これらは資料上の規格です。現物ロットの測定値や検査証明書をこの記事で確認した、という意味ではありません。エンドトキシンの濃度だけで、投与量・経路を問わず安全と判断することもできません。
出典:供給元資料 B:PDF p.4〜7、A:PDF p.23、C:PDF p.11。資料の記載を紹介したもので、当院使用ロットの試験成績を示すものではありません。
② AOF・プロテインフリーとは? 何が違う?
供給元は独自のAOF培地を採用し、ノンインスリン・プロテインフリーと説明しています。培地とは細胞を育てるための液で、血清等を加える設計か、どの成分を加えるかは、製品を比較するときの確認点です。
この説明は培地の設計についてのものです。細胞が分泌するタンパク質を含む完成品の上清液を、「タンパク質ゼロ」「ヒト由来成分ゼロ」と説明することはできません。臨床でのアレルギーや感染が他社より少ないことを示す比較結果も、今回の資料からは確認できませんでした。
当院採用品のどの工程に適用されるか、添加物や残存成分をどう確認しているかは、現行仕様書との照合が必要です。
出典:供給元資料 A:PDF p.20、C:PDF p.14。資料の記載を紹介したもので、当院使用ロットの試験成績を示すものではありません。
③ 皮膚刺激性試験では、何が示されている?
- 培養表皮
- 2021年実施のヒト3次元培養表皮モデルによる試験結果を掲載。示された5検体は、この試験条件下で「非刺激性」と判定されています。
- ヒトパッチ
- 脂肪由来の検体について20人・24時間の閉塞パッチテストを掲載。抜粋表の皮膚刺激指数は0.0です。
- 言える範囲
- 示された検体・条件における皮膚刺激性の評価結果が、資料上で確認できます。
- 言えないこと
- MTCの3種配合や歯髄由来の現行製品と同じ条件とは未確認です。点滴・肌注射・点鼻、長期・反復使用、まれな反応の安全性を保証しません。
資料のパッチテスト分類には「安全品」という語がありますが、これは当該試験内の分類です。医療用途全体の安全性認定としては扱いません。
出典:供給元資料 B:PDF p.9〜10。資料の記載を紹介したもので、当院使用ロットの試験成績を示すものではありません。
他の製品にも聞いておきたい、4つの質問
ほかの製品と比べるときも、同じ質問を。
今回の資料からは、検査項目や規格まで具体的に説明できることが、供給元の特徴として読み取れます。他社にも同様の管理がある可能性があり、これだけで安全性の優劣は決まりません。
「私に合うか」から、相談する。
悩み・予算・予定・痛みへの不安。
施術名が決まる前から、ご相談いただけます。
相談のはじめに、伝えてほしいこと
「うるおいが気になる」「小じわを相談したい」「研究中の方法も知ってから選びたい」。同じ肌育への関心でも、望む変化は人それぞれです。悩み・予算・予定・痛みへの不安を、施術名より先に聞かせてください。
うるおい・キメが気になる
どんな相談ができる?
肌状態を確認し、スキンケアや、肌質を目的に検証された注入治療などの選択肢を比較する相談へ。
動いたときのしわが気になる
どんな相談ができる?
表情によるしわと肌の質感を分けて確認。目的に合う治療が何かを整理します。
上清液が自分に合うか知りたい
どんな相談ができる?
提供方法、期待する変化と根拠の距離、製品情報、費用・リスクを確認する相談へ。
上記は相談内容を整理するための例です。症状だけで施術を決める診断ではなく、他院のブランド製剤の取扱いを示すものでもありません。
MTCの3つの提供方法|肌注射・点滴・点鼻
MTCの上清液メニューは、3つの提供方法があります。
| 提供方法 | 製品の由来・使い方 | 診察で確認したいこと |
|---|---|---|
| 肌注射 | 脂肪・臍帯・歯髄由来の3種配合。皮内への細かな注入。 | 部位、痛み・腫れ、必要量、予算、採用品の情報。 |
| 点滴 | 3種配合。院内で静脈から投与。 | 全身投与の目的と根拠、体調・既往、投与に伴うリスク。 |
| 持ち帰り用点鼻 | 歯髄由来。診察・説明後にキットを交付。 | 使用目的、用法・期間、保存、異常時の連絡方法。 |
3メニュー共通:採用品・使用条件と一致する臨床効果の直接根拠は今回未確認です。投与経路が違えば効果もリスクも同じとは限りません。3種配合が単一由来より優れるという比較結果も確認できていません。
MTC公式・幹細胞培養上清液メニュー ↗。前版の2026年9月18日確認記録に基づく。現行料金・採用品は診察時にもご確認ください。
「私に合うか」から、相談しませんか。
まだ施術を決めていなくても大丈夫です。気になることを言葉にして、選択肢を知るところから。受けない選択も含めて、ご相談ください。
相談・診察の費用は事前にお問い合わせください。相談前に、伝えたいことを整理する
①いちばん気になること ②どうなれたらうれしいか ③予算の上限 ④人に会う予定・休める日 ⑤痛みや安全性について心配なこと。決まっているところだけで構いません。
通院の目的を決め、続けるかどうかを見直す時期も確認しましょう。変化がないのに、回数だけ増やす前提で考える必要はありません。
気になることを、ひとつずつ。
幹細胞培養上清液のエビデンスは星いくつですか?
この記事では、特定の上清液を肌に局所併用した小規模比較試験を★3、別の上清液の細胞・動物研究を★1と評価しています。製品・目的・方法ごとの評価で、上清液全般への一律の点数ではありません。MTCの現行採用品の直接根拠は今回未確認です。詳しい対象と出典はこちら。
幹細胞培養上清液とエクソソームは同じですか?
同じではありません。培養上清液は細胞を培養した液から細胞を取り除いて得るもので、さまざまな分泌物等が含まれ得ます。エクソソームは細胞外小胞の一種です。分離・濃縮した製剤の試験結果を、上清液全体へそのまま当てはめることはできません。
リジュラン・ボライトなどの肌育と、どう違いますか?
リジュランはPN製剤、ボライトはヒアルロン酸製剤のブランドとして知られています。上清液は細胞培養で得られる液で、成分・製法が異なります。「肌育」という呼び方だけで同じ効果や安全性とは言えません。本文の比較表は、研究で用いた製品・部位・方法に限った評価です。ブランド名は比較説明のために挙げており、MTCのメニュー名・取扱一覧ではありません。
人気の肌育なら、エビデンスも星5ですか?
いいえ。人気は認知や利用の状況、星は臨床根拠の成熟度です。PNにも小規模な比較試験がありますが、肌育全般が星4・5というわけではありません。MTCは、研究対象を明示して比較しています。
上清液の肌注射・点滴・点鼻は、同じ効果を期待できますか?
同じ効果とは判断できません。製品の由来・成分・量と投与経路が異なれば、検証も別に必要です。MTCの3メニューについて、採用品と同じ条件での臨床効果の直接根拠は今回確認できていません。
睡眠や疲れにもよいのでしょうか?
今回確認した資料では、MTCの製品・使用方法による睡眠や疲労の改善を裏付ける直接の臨床根拠は未確認です。症状が続く場合は、原因を確認する診療をご相談ください。必要な検査や既存の治療を延期・中断する前提にはしません。
品質検査があるなら、安全性は確認済みですか?
品質検査は、検査した項目・条件についての情報です。人への投与で起こるすべての副作用や長期リスクを調べたものではありません。供給元資料にはドナー検査・無菌試験・エンドトキシン規格等の記載があり、採用品・ロットとの対応確認も必要です。
何回受ければ変化が分かりますか?
MTC採用品について効果を保証できる回数・間隔は確立していません。公式ページの3回という目安は、効果を証明した標準回数とは異なります。通常の計画、総額、継続を見直す時期を診察で確認してください。
まだ受けると決めていなくても、相談できますか?
施術名が決まっていなくても、ご希望と心配なことをお伝えください。受けない選択や他の方法も含めて相談するための案内です。相談・診察の費用は事前にお問い合わせください。
費用とリスクを確認する。
ご検討前にご確認ください。
本メニューは公的医療保険の対象外となる自由診療です。有効性・長期的な安全性には未確定な点があり、期待した変化が得られない場合もあります。以下の重要事項は折りたたまず表示しています。
提供内容と費用(税込)
点滴は静脈投与、肌注射は皮内への細かな注入を想定した院内施術です。点鼻は医師の診察・説明後に自宅で使うキットです。下表の単品料金は、2026年9月19日にMTC公式料金ページおよび施術案内と照合しました。肌注射の表示額は必須の針代1,100円を含み、希望制の表面麻酔3,000円は別途です。診察料・その他の必須費用については、確認後に支払総額へ反映します。
| 単品メニュー | 1mL | 2mL | 5mL |
|---|---|---|---|
| 点滴・1回 | 34,800円 | 59,800円 | 119,800円 |
| 肌注射・1回 針代込み | 40,900円 | 70,900円 | 140,900円 |
| 点鼻・1キット | 29,800円 | 49,800円 | 設定なし |
肌注射は必須の針代1,100円を含み、希望時の表面麻酔は1回につき別途3,000円です。本記事では単品を紹介しており、併用施術・セット・キャンペーンは含めていません。
治療期間・回数
公式ページでは回数の目安として3回を案内しています。これは効果が確立した標準回数を示すものではありません。希望・健康状態等を踏まえて医師が判断し、効果を保証するものではありません。
主なリスク・副作用
- 点滴:注射部位の痛み・内出血・血管痛、気分不良、アレルギー反応、感染。
- 肌注射:赤み・腫れ・内出血・痛み・熱感、しこり、感染、アレルギー反応。
- 点鼻:鼻粘膜の刺激感、くしゃみ、鼻汁、アレルギー反応。
- 共通の不確実性:重いアレルギー反応を含む有害事象の発生頻度や、長期・反復使用の安全性は十分に分かっていません。未知のリスクが存在する可能性があります。
局所使用後の皮膚炎や注入後の結節・肉芽腫、壊死などの文献報告もありますが、原因成分やMTC製品での発生頻度を示すものではありません。2026年・合併症の症例集積と文献レビュー ↗
使用後に息苦しさや意識の異常などがある場合は、直ちに119番等で救急対応を求めてください。強い痛み・腫れ・発熱などの異常も速やかに医療機関へご相談ください。
当院で施術・処方の対象外としている方
公式ページでは、妊娠中・授乳中、悪性腫瘍の治療中または既往、重い持病、施術部位の感染や炎症、製品成分へのアレルギーがある方等を対象外としています。これ以外にも医師が不適と判断する場合があります。これは当院の運用方針であり、承認薬の添付文書に基づく禁忌の表示ではありません。
未承認品についての5つの情報
- 国内の承認
- 使用する幹細胞培養上清液は、日本の医薬品医療機器等法上の承認を受けていない未承認品です。
- 入手経路
- 公式ページでは、医師の判断により国内メーカーのステムリンク株式会社から直接調達すると案内しています。実際の製品名・ロット・供給資料との照合は公開前に必要です。
- 国内承認品の有無
- 公式ページでは、同一の成分・性能を有する国内承認医薬品等はないと案内しています。公開前に採用品の特定と最新の承認情報を再確認します。お悩みへの他の治療選択肢が存在しない、という意味ではありません。
- 海外の安全性情報
- 米国FDAは2019年、未承認のエクソソーム製品の使用後に重い有害事象が報告されたとして注意を喚起しました。これはMTC採用品についての報告ではありません。当院採用品の海外承認・長期安全性を裏付ける資料は今回未確認で、重大なリスクがまだ明らかになっていない可能性があります。
米国FDAの安全性通知(2019年12月6日) ↗ - 公的な救済制度
- 未承認品の使用は、医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の対象になりません。これは医療機関の説明責任や、個別事案における法的責任を免除する意味ではありません。
未承認品と情報表示の参考:厚生労働省の周知文(2024年7月31日) ↗/医療広告ガイドライン(2026年3月30日改訂) ↗
情報の位置づけ・免責事項
情報の位置づけ・免責事項
本記事はMTCの診療案内を含む情報提供です。研究の説明は一般的な知識であり、個別の診断・処方を行うものではありません。記載した研究は当院の採用品・投与方法の有効性や安全性を保証せず、効果・持続期間・副作用には個人差と不確実性があります。星は編集上の指標で、公的認証や推奨、治療効果の点数ではありません。
情報は調査日時点で確認できた資料に基づき、すべての研究を網羅するものではありません。新しい知見や訂正・撤回により内容が変わる場合があります。本説明は患者さんの権利を制限せず、当院の診療上・法令上の責任を一律に免除するものでもありません。
お問い合わせ・記事の作成主体
お問い合わせ・記事の作成主体
東京渋谷 MTC美容皮膚科クリニック代官山
東京都渋谷区代官山町14-11 ホリイビルNo.5 202
MTC公式LINEから記事・診療内容を問い合わせる ↗
本記事は当院のメニュー紹介を含むため、当院には診療提供上の経済的利害があります。研究の著者による当院の推奨を意味しません。
根拠をたどる。
学術論文と、公的資料のリンクを開く
- Leeら:幹細胞由来細胞の培養上清液とマイクロニードリングの比較試験/2014年・PMID 25324650 ↗
- 2026年・皮膚領域の系統的レビュー ↗
- Parkらの比較試験(2023年) ↗
- Ahnらの基礎研究(2025年) ↗
- 2026年・AGA領域の系統的レビュー ↗
- 2026年・合併症の症例集積と文献レビュー ↗
- 日本再生医療学会の提言(2024年) ↗
- 厚生労働省の周知文(2024年7月31日) ↗
- 医療広告ガイドライン(2026年3月30日改訂) ↗
- 米国FDAの安全性通知(2019年12月6日) ↗
- MTC公式・幹細胞培養上清液メニュー ↗
研究を新しい順に網羅したリストではありません。2023年の比較試験と2025年の基礎研究は、2026年のニュースを理解する背景として掲載しています。確認日:2026年9月18日。
今回追加した比較研究・国内外の紹介
- FDA SSED:SKINVIVE/2023年・P110033/S059 ↗
- FDA:LETYBOの3つの比較試験/2024年承認 ↗
- Leeら:PNとHAの目周り比較/2022年掲載(オンライン2020年) ↗
- Lampridouら:PNの系統的レビュー/2025年掲載 ↗
- Parkら:脂肪由来エクソソーム含有液の局所併用/2023年・PMID 37377400 ↗
- 湘南美容クリニック名古屋駅本院:ボライトの紹介 ↗
- SELECT CLINIC公式ブログ:リジュランの紹介 ↗
- Bespoke Medical Aesthetics:Skin Boosters/2025年11月4日 ↗
- 韓国皮膚科医のPN使用調査/2024年掲載・PMID 38093498 ↗
- Acorn Biolabs:Secretomeと再生美容の紹介/2025年11月3日 ↗(海外の商業的な紹介事例)
医療機関の商業記事は、そこでの紹介内容を知るために参照しています。有効性の採点には、研究論文や規制当局の審査資料を用いています。
供給元の提供資料|資料名と確認ページ
今回追加した供給元の提供資料
以下は供給元の営業・製品説明資料です。査読論文や当院の使用ロットの試験成績書とは区別しています。ページはPDFの通し番号です。
- 資料A:【社外資料】ステムリンク株式会社営業資料ご提案-ph005-0824.pdf(70ページ)。主な確認箇所:p.4、18、20、22〜24、31〜32、66。
- 資料B:ステムリンク株式会社 培養上清資料2026.pdf(26ページ)。主な確認箇所:p.3〜10。皮膚試験は掲載された結果表の抜粋を確認。
- 資料C:最新ステムリンク株式会社202607 .pdf(62ページ)。主な確認箇所:p.5、10〜15、59。
同じ検査表や保存試験の再掲は、独立した複数試験として数えていません。資料中の個人情報・写真・原図表は転載せず、必要な事実を要約しています。







